2016/12/10

フレームバッグのオーダー製作

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バイクパッキング用のバッグ類は昨今ではホントにたくさんのメーカーが作り始めてきて、大型のサドルバッグをはじめ、フロントバッグやハーネスなども含め、様々な製品から選択できる状況になってきました。

しかし、その中で唯一解決できないのがフルサイズのフレームバッグです。
バッグ類の中でもバイクの操作感に最も影響を与えないのがフレームバッグなので,、ここを活用するのが理想的なのですが、このフロント三角部全面を使ったフレームバッグということになると、バイクごとにフレームのサイズや形状がまちまちなので、既製品ではどうしても自分のバイクにぴったりのものが見つかることはまずありません。(SalsaやSurlyなどの人気モデルだと、レベレイトデザインのようにそのモデル専用のフルサイズフレームバッグをラインナップに用意してくれている場合もごくレアケースではありますが・・)

そこでオーダーでフレームバッグを作れるところはないかとネット検索。
そうしたらすごいメーカーを発見してしまいました。

そのメーカーはイギリスのメーカーでAlpkitという、バイクパッキングだけではなくアウトドアやキャンピングなどの用品も扱っているユニークなメーカー。
しかもバッグ類をはじめとしてかなり破格に安い!!
フレームバッグにいたっては、なんとオーダーで作っても、普通のメーカーの既製品レベルの値段で、なんと75ポンド(94ドル程度)と超激安!!
しかも送料も10ドル程度と破格!!
カスタムオーダーでフレームバッグを作れるメーカーは他にもアメリカなどいくつか発見しましたが、どこもまずリクエストをメールでやり取りしてそれで最終的に値段が決まる、というようなやり方で、コストが見えない点で頼みづらいのですが、ここは明確な上にかなりシステマチック。
早速ここでフレームバッグを作ってみることにしました。

Alpkit フレームバッグStingrey
https://www.alpkit.com/products/stingray


まずオンラインショップでフレームバッグを発注します。
オンラインのオーダーページで生地の厚さやカラーを選び、縫製糸の色やファスナーの色、ライナーの色や、バッグの厚み(4cm〜6cmまで)を選び、サイドの取り付け部の処理方法や、バッグを1気室か2気室に分けるかなどのオプションを選びます。(内部をタテもしくはヨコに2気室にわけるオプションは+20ポンド)。さらにハイドレーションボトルチューブの通し口を付けるか、フィルレクティブのバイピングを付けるかどうか、等々、とにかく多彩なリクエストができるのに驚きです。
選択肢が多すぎるので、逆にどうしようか悩むのですが、とりあえずこれで発注は完了。

発注が完了するとメールが届き、製作するバッグ用のテンプレート送付のリクエストがあります。
このテンプレートについては、サイトにPDFでガイドがあります。

Stingrey発注用テンプレート作成ガイド
https://www.alpkit.com/alpdocs/frame_bag_instructions.pdf

早速このガイドに従ってテンプレートを製作。
大きいダンボールを用意して、自分のバイクのフレームにあてて、フロント三角部のフレームバッグ製作サイズに切り抜き、「テンプレート」を作ります。このテンプレートのサイズ通りにフレームバッグ製作されます。フレームの形状はバイクごとに角度や大きさ形などバラバラなので、フレームバッグに関してはオーダーで製作することの意味があります。このメーカーでは、私のバイクのようなホリゾンタルに近い形でフレームサイズも大きい=フロント三角部のサイズが大きくてバッグが大きくなっても関係ない(=値段は変わらない)とのことで、素晴しい限りです。

フレームにはめてジャストサイズに切り抜き


フレームにあわせて切り取って作ったテンプレートにトップチューブ、ダウンチューブ、シートシューブなどのチューブの太さ、ボトル台座ねじや、フロントディレイラー台座の位置、ケーブルガイドの位置などを記していきます。(フレームバッグをタテもしくはヨコで2気室にわける場合は分割場所にラインを引きます)
私の場合は、上下で2気室にするのと、あとはトップチューブ上に別メーカーのガスタンクバッグを付けるので、その取付ストラップの位置を記載しました。

テンプレートに細かな指示を記入

さらに自分の連絡先情報も書き込んでテンプレート作成は完了。
これを2つ折りにして梱包し、11/15にイギリスまで郵送で発送しました。
通常小包郵便なので、イギリス到着までに1週間近くかかるとのこと。22日頃にイギリスに届いたのではないかと思います。

それから一週間後の11/29にメールがあり、私が指定してダークグレーのファスナーの在庫が今なくなってしまったので、次の入荷まで一週間待ってくれるか、それとも今在庫のある別の色に変えてくれるか、という問い合せがあったので、ファスナーカラーを赤に変更してもらいました。そうしたらすぐに作業を再開してくれたようで、なんと11/30には「本日完成して発送しました」という連絡が。

どれだけ対応が早いんだ、と関心することしきり。

あとは到着を待つだけです。荷物の追跡ナンバーもくれたので、オンラインで確認すると今はイギリスのディストリビューションセンターを出て、日本に向けて発送中とのこと。到着が楽しみです。
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2016/11/25

フル装備、電車輪行パッキングテスト

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バイクパッキングの場合、ロードバイクの輪行と違い、キャンプ用の装備が大量にあるので、輪行もおおごとになります。試しにフル装備を輪行状態にしてみることにしました。

ちなみに荷物はこんな感じ

<ハンドルバーバッグ>     シュラフ、テント

<フロントフォーク左のケージ> マット、ピロー

<コックピットバッグ>     補給食等

<フレームバッグ>       工具・ポンプ・パンク修理関連

<サドルバッグ>        調理機器、食材等

<サドルバッグ上>       クレイジークリークの座椅子

衣類は入ってませんが、それ以外はほぼ1〜2泊宿泊キャンプできるだけの装備を満載しています。
これを電車輪行用にパッキングしていきます。

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シングルスピード(ディングルですが)のグラベルバイクなので、フロント&リアホイールを外したあとに写真のようなチェーンキーパーを付けてチェーンのテンションを保ってフレームが傷つくのを防ぎます。

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PEDRO'Sチェーンキーパーの販売ページへ


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輪行状態にするために、バッグ類を外します。
ハンドルバーバッグとフロントフォークバッグ、フレームバックなどはそのままにして、ハンドルバー部につけた長さが長いテントポール類と、サドルバッグ、サドルバッグ上の座椅子などを外し、両ホイールをフレームの両サイドにベルクロテープで固定し、ハンドルバーは90度曲げて固定。

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サドルバッグ(ホルスター&バッグタイプのRevelate Designsのテラピンを使っているので、外したのは中のドライバッグだけ)をフロントフォークに沿って固定します。

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座椅子とテントポールはシートステーの間に入れて固定。

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フレームにショルダーストラップをかけて、これで一応カバーを掛ける前の輪行梱包状態完成です。

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輪行状態はこんな感じ。モンベルのコンパクトリンコウバッグを使っています。
厳密にいれば上から被せるタイプで下を紐で縛る巾着タイプのものは、輪行バッグの規定的にはアウトなのですが、サドルやフレームなども出てないし、とりあえずは問題ないでしょう、と勝手に判断しています。

こうやって完成状態にするとサイズ的にはロードバイクの輪行状態と見た目は同じくらいのサイズですが、実際には、キャンプ道具類フル装備のために、20kg弱と倍以上のヘビー級ウエイト・・・

まあ荷物の量がハンパないから仕方ないのですが・・・

バイクパッキングは、UL(ウルトラライト)のキャンプやトレイルグッズの発達とともに出てきた考え方なので、装備ひとつとっても「いかに軽くするか」が重要なのですが、軽くする=費用が高い、という点と、軽くしたりできるだけ荷物を減らすようにしていくことで、反面、快適さをある程度スポイルしたり不便さが出てくることもあるので、妥協点や譲れない点などを自分の中で決めて、折り合いをつけていく必要があります。

私の場合も少し重ためでも自立式のテントにしたり、なくてもいいけどあれば快適にキャンプサイトで過ごせる座椅子をわざわざ持って行ったりなど、軽さに目をつぶっているところも多々あるので、その累積がこの重量になっているのです。

さすがに20kgの輪行バッグを背負って長距離歩いたりするのはしんどいですけど・・・


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